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ジャニーズ伝説2017〜わたしの脳が見た伝説〜
2018年8月31日、平成最後の(この表現初使い)8月の末日、ということは気温はどうであれ気分的には平成最後の夏の終わりという日。
満を持してABC座『ジャニーズ伝説2017』のブルーレイを視聴しました。
なぜ“満を持して”なのかと言いますと、まず以前からしめ担の同僚に「凄く良いからこれは絶対買いですよ!!」と聞いていたこと。
(※しめ担の同僚とは、わたしをトラジャに出会わせてくれた恩人です。足を向けて寝られません)
次に、発売日である8月28日には我が家に届かなかったこと。
しめ担の同僚は平日に視聴して寝不足になるくらい良かったとのことなので、いやが応にも期待が高まりました。しかも、「のえたんが凄くかっこいい!」と。
そして、31日に到着予定だったのが前倒しで30日に届いたのはよかったのですが、しめ担の同僚が2日続けてジャニーズ伝説寝不足2017になっているということを聞き(わたしが勝手にそう表現しているだけです)、わたしが平日に視聴したら仕事を休んでしまうくらい消耗してジャニーズ伝説瀕死2017になってしまうのでは(如恵留くんの眩しさに)と心配して、同日に購入した『バチカン奇跡調査官〜ジェヴォーダンの鐘』を読む方を選択しました。
(※バチカン奇跡調査官とは、登場する主要人物の一人、日系アメリカ人の平賀・ヨゼフ・庚神父を実写化するなら如恵留くん、とわたしが妄想しているお気に入り小説シリーズです)
これもだいぶ危険でしたが、本の方がまだ途中でやめるのがかんたんです。
「もしこれで朝を迎えられなかったら、死んでも死にきれないだろうな・・・」と思いながら眠りにつきました。
結論、その選択は正しかったと言えましょう。
無事31日の朝を迎え、仕事をし、事故ることなく帰宅、“満を持して”わたしのジャニーズ伝説2017開幕と相成りました。
閉幕後は感動で茫然としてしまって、視聴後三時間以上たってもテレビ画面が『ジャニーズ伝説2017』の静止画と言う事態に。流石にそれをひたすら見つめていたわけではありませんが・・・。
こんな状態で明日が仕事だったら、出勤しても心ここに在らずだったことでしょう。30日のわたしは冴えていました。多分。
まず、この物語としての感想を。
(なぜこんなまとめを頭に持ってくる荒業に出るかと言いますと、シーン別はもう“ノエール伝説”で如恵留くんにひたすらフォーカスしていく予定だからです。)
ジャニーズというグループの軌跡、そしてジャニーズという存在の黎明期としてのお舞台、非常に感動しました。
こんなに感動するとは思っていませんでした。(良い、とは聞いていたのですが)
心震えました。
特に、解散に当たって「未来へつながるための解散だったら良い」というところ。本当の所はわかりませんが、この舞台でそうしてくれたこと。辛いシーンではあるけれど、そこにもはるか未来への希望の光が見えました。4人其々が痛みを感じつつも未来を向く。素敵なシーンでした。冒頭のジャニーズ解散後のメンバーの紹介シーンが走馬灯のように頭を駆け巡りました。
一番心に響いたのは、あおい輝彦さんの大画面での語りも重なる、自分たちの歌になるはずだった歌を他の人たちが歌って、それがカーラジオから聞こえて来た・・・の場面。それに不思議と嫉妬はなく、あの歌が世界中で愛されているのが嬉しい、と言ったことに、それはもう悟りの境地なのでは・・・といたく感動しました。
これも本当のところはわからない、けれどわたしは本当なんだろうな、と思います。そう思うと気分が良いからです。
そしてやっぱり、その心持ちの美しさを貫いてくれた物語が素敵です。貫いたのはジャニーさんなのかしら?
エゴに執着しない穏やかさ、心の平安、自らを認めて受け入れることの素晴らしさ、俯瞰的で遠くまで見通す心。諦めの美しさ、といったものも(執着することを諦める、といういい意味で)。修行僧だな。または自らを未来への礎とするメシアか。わたしが感じたのは以上のことでした。なんか・・・ずれている気がしますが・・・。まあ良いです。
A.B.C-Zの演技、パフォーマンスも素晴らしくて、皆さん良くて、橋本くんは歌が上手いし、五関くんはダンスがスマートだし、河合くんはユーモアが抜群で笑顔が輝き、塚田くんはよく通る声にコミカルな存在感、そして今回は特に戸塚くんが印象的でした。戸塚くんの演技が好きです。
物語パートからジャニーズメドレーの怒涛のショータイム。
夢のようで、見終わった時にはカタルシスを感じられました。
如恵留くんがいなかったとしても、素敵なお舞台を見たなあ!と感動したことと思います。それくらい良かったです。
しかしながら如恵留担のわたしとしましては、やはり如恵留くんがいないことにはお話にならないと言いますか・・・ああ、よかったなあ、で終わって詳細な感想を綴ろうとは思わないはずなので、この先ノエール伝説としてこまぎれではありますが、綴って参ります。
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〜ノエール伝説2017〜
第一幕
プロローグ
♪〜まだ 夢のhistory
縦並びでトラジャ登場。如恵留くんが若干舞台中央よりで、五人の頭の並びが少し三日月型のカーブを描く。いたずらっ子の兄弟のようで初っ端から可愛いです。あの位置は長男か末っ子ですが、如恵留くんは長男でしょう。
♪〜Ah ha~n
両手をパッと上にあげてひらひら振る。如恵留くんはこの瞬間にお顔の向きが変わって、でも視線は外れない。こうした微細な部分に独特のリズムが生まれて、それが音にもぴったりとはまっています。
♪〜(色とりどりのページ)兼ねてるストーリー
腕を振ってコミカルに歩く振りですが、いつになく肩が動いてワクワク感が表現されています。しかもただ動きが大きいのではなく、一つ一つに緩急がある。エレガントさ<可愛らしさ、の一瞬。
そして誰よりもギリギリまでお顔が前を向いている如恵留くん。
♪〜WEST Sexy Zone~
ここの一連の流れでは身のこなしもさることながら、口に注目です。
WESTで、ぱっと開けて、リスのように可愛い前歯が見えるのですが、次の瞬間にはニコッと笑っていますし、その次はきゅっと閉じてお澄まし顔。
如恵留くんの口は大きな動きと連動して、あるときは空気が抜け、あるときはきちっとまとまる。
この部分に限らず、他の場面でも感じるのですがここで言及しました。
♪〜you and me endless ? history
ヒストリー、で九人一列横並び、両腕を広げてから後ろを向いて階段を駆け上がって行きます。後ろにターンする直前、如恵留くんはもう一度腕を開いたポーズを一瞬とるのです。そして優雅にシュッとターンするのですが・・・非常に感動しました。
一瞬の動作がその後のターンをより印象的に感じさせます。
またターンの流れにもメリハリがある。とても短い時間での緩急。
如恵留くんは客席、前を向いている率が高いと感じるのですが、どうなのでしょうか。わたしが見ている感じではそうなのですが。(2016年のタキツバコンがお気に入りで頻繁に見ているのですが、そこでも感じています。愛想曲は特にわかりやすいです。)
historyターン直前もギリギリまで、しかし決して無理やりではなく顔を前に残しています。お客さんの存在を感じている、ように感じられる。僕を見て!というのと、あなたたちのためにパフォーマンスしているよ!というのと。もしかしたらそれも超えて、ただ全てをみるまっすぐさなのかもしれません。
意識的でも無意識でも〝天才だな〟と思います。
・・・映像に残ってくれて、残してくれて、ありがとう。
♪〜A.B.C-Z We are 5stars!新しい道をひらく
ひらく、で頭をぱっと右に振って横を向きます。髪の毛がバサっと良い感じに動いて、如恵留くんに時々あることと認識しているのですが、ここでも見られて嬉しい。
ちなみに、画面に映っている限りは、ずっと前を向いている人の方が多いです。
如恵留くんの味付けというか、解釈というか、表現なのだな、と思いますし、やはり音に完璧に合っています。
その横を向いた一瞬のポーズの美しいこと。立ち位置が上段で全身見えている訳ではないのですが、ここもハイライト。
トラジャ五人が五つの階段でパフォーマンス
あおい輝彦さんの語り〜そのギネスにも・・・
本当に一瞬なのですが、この一歩ずつ降りてくるところ。ギネスにも、の一瞬。
少し如恵留くんが顎をあげてあおりになるところ。
こんなところまで言及していたらキリがないのは感じているのですが、神は細部に宿る。
階段を降りてきてからのポーズも、お顔があおり気味で、スッと伸びた首筋が強調され美しいです。
ワシントンハイツ
球児役での見所は何と言っても如恵留くんの可愛い声です(見所??)
「お願いします!」「ナイスキャッチー!」「良いじゃーん」
高めでポーンと通る柔らかい声。
我が家は高校のグラウンド側に位置しておりまして、年がら年中球児の練習する声とバットとボールのぶつかる音が聞こえています。(うるさくもなく、ちょうど良い具合に遠くに聞こえて、わたしはそれが好きです)
しかしながら、こんなに可愛い声の球児は未だかつていない、気がします。
七五三掛くんの声もよく通って「バッチこーい!」は笑ってしまいます。こんな声の球児も未だかつて居なかった。
宮近くんのような声はもしかしたら居たかも??
高校球児の声質を気にしたことなどなかったので、テキトーに言っています。
集合して帽子をかぶりなおす時のキラキラ瞳ブラックホール。
厚めの前髪が幼さを醸し出して、坊ちゃん感があります。
ミスしたうみんちゅが叩かれそうになっているのを、見ていられないとばかりに目を覆う姿。あ〜あ・・・って口があいているのですよね。
チームの名前変更のシーン「(エラーズは)ユーたちにはぴったりだよ!!」と言われて、橋本くんの後ろでほぼ被りながらもほっぺたを膨らませて不服をアピールする如恵留くん。
チーム名シーンは塚田くんがめちゃくちゃ面白かったです。(日替わりシーンだったのでしょうか)
塚田せんぱいを見守るお顔(期待と心配?)、思わず笑って戸塚せんぱいと顔を見合わせるところ。
なんて可愛い。違う表現をしたいけれど、可愛い、としか今は言えません。
ウエストサイド物語〜デビュー
出ました、映像in映像、美しすぎるギャング。
ここでも登場すぐのあおりのお顔が早速美しい。前髪のわかれ具合も雰囲気が変わってシャープに。そして醸し出される気品。ギャングに気品・・・?素晴らしい。
映画の中に四人が飛び込んだかのようなシーンでは、途中青いライトの中完全シルエットでゆっくり移動するのですが、その時にベストをスッと引っ張って間を作る。ちょっと気怠げで、野卑な(でも気品)美しさ。
トラジャのウエストサイド物語の有名なギャング団のダンス、フルで見て見たいなと思いました。
テレビ局のスタッフは、腰が低く控えめな雰囲気で、「お疲れ様でした!」と去って行くシーンでは深々とお辞儀、そしてもう一度お辞儀。これってそういう指示があったのか、とっさに自然に出たものなのか。後者のような気がする如恵留くん。
ハリウッド・パレス
フロックコートにシルクハット、そしてステッキ。こんな装いの如恵留くんを見てみたい!と願っていた姿です。
シルエットから徐々に姿が明確になってくる登場シーン、両腕をあげて半円を描くように下ろしてくる、それが如恵留くんだと思うのですが、自分の周りに光のオーラを作るようだなと感じました。登場して光放つイメージ。
どんなに端にいても暗がりでも、一等星の輝き。月のような存在感。
あなたはまさにエトワールだと思います。(※エトワール=フランスのバレエ団における主役級のスターのこと。イギリス等ではプリマといいます…※追記・プリマは女性を指すので、正しくは“プリンシパル”でした)
LAのリハーサルスタジオ
とうとうきました、この場面。(しめ担の同僚から聞いて楽しみにしておりました)
もはや一幅の絵画といっても過言ではない、ピアノエルくん。
客席に背を向けているため、ベスト着用の後ろ姿がよく見えるのも嬉しいです。
右手の戸塚くんに向けて微笑む横顔。
足を組んで前の方を向き、戸塚くんに目で返事をする姿。
忠実な僕では・・・(しもべは主人の前で足を組むのだろうか。アメリカならありかな)
控えめでしもべのようでありながら、人の上に立つ高貴な雰囲気を併せ持っています。
塚田くんをわ〜‼︎と止めるところで、あ!おやおや、という初々しさと余裕との相反する要素を兼ね備えた反応。(具体的に言えばお顔が初々しさ担当で、首から下が余裕担当です)
ジャニーズと戸塚くんのセッション中に、戸塚くんが横にきて、一瞬“わあ!”という表情をします。
「彼らエキサイティングだね!(想像)」「そうですね!(想像)」みたいなやりとりなのだろうか。可愛いです。
セッション終了後、自然に足を組んで戸塚くんと「素晴らしい‼︎よかったね(想像)」のアイコンタクト、拍手する姿。一瞬瞳がキラキラと光り、そしてスッと気配を消す一連の流れ。
「先生!」と呼びかけられるところでは“ノエル先生”が妙にツボにはまって、似つかわしくて嬉しくなりました。
ピアノを演奏する如恵留くん(服装がシック且つクラシカルで大変お似合い)を堪能できて満足なシーンでした。
映像化ありがとう・・・
この姿、画家で想像するならシャルダン、フェルメール、ベラスケス。
デボーゾンの豪邸
ピアノの先生から一転お犬様に。ノエベルマンはちょこ、ちょこ、と小首を傾げたり、口をプルプル動かしてみたり、可愛らしさに余念がありません。
わたしの好みが可愛い小型犬より、シュッとしてかっこいい大型犬なので(一番好きなのはボルゾイ)ドーベルマン設定はすごく良かったです。格好いいよりは断然可愛らしい番犬達でしたが。
退場では仲間が四つん這いで犬らしく移動するのに、即座に立ち上がって人間味を発揮。「はーい、みんなこっちだよー」と誘導しているように見えたので、番犬の中でも統率係だったのでしょう。
ジャニーズが退場して、うみんちゅと如恵留くんのソロパフォーマンスによるつなぎの部分。
ここにはアクロバットあり、キレのいいダンスあり、如恵留くんの魅力がぎゅっとコンパクトに凝縮されています。
オレンジ色のライトに照らされて、誰かのみる夢のように踊るシーン。
永遠に見ていられる気がします。
空気を切るターン、幸せそうな表情、全部素敵、全部素敵なのですがある一瞬の動きが初見からたまらなく好きです。
これは言葉では伝えられないので、図にしてみました。
↑この前後を含む部分です
レコーディング
夢のHollywoodはここから始まった、ということで良いのでしょうか。
五人のフロックコート姿での夢ハリ。衣装がフロックコートだということは知らなかったので、フ、フロックコートですか!!??と動揺しました。
勿論、嬉しい動揺です。やはり、最上級のフォーマル。伝統と格式の美しさ。
アクロバットをした後の決めポーズが大好きなので(youtubeのリハーサル風景でも映っているので、何度も見ました)、アクロバットの瞬間は残念ながら映っていませんでしたが、相殺されました。
♪〜俺らの心ひとつに
で両腕を少し広げての決めポーズ。この瞬間にも如恵留くんのお顔使いが光ります。一瞬の静止の美。次のための大切な瞬間。
徐々に人がバックに集まって、先輩方が大勢バックダンサーで踊ってくださるとは・・・じんわりと感動しました。こんなにしっかりと夢ハリをパフォーマンスしていたのですね。
タップに入る前のそでへのはけ方も優雅です。如恵留くんはソロの時に腕を広げがち(byらじらー)だそうですが、あらゆるところで広げがちだと感じます。
先ほども言いましたが、わたしにはそれが光を放っている表現のように感じられます。イメージとしてはキリスト教の聖人や天使が背負っている光背。またはミュシャのポスター。
大好きなので、この調子で広げ続けていただきたいです。
如恵留くんの腕の動きは(腕に限らず)白地に描かれる水墨画のよう。描かれた画面は、白地が塗り残しではなく、ある時は空に、ある時は川に、空気に、光になるのです。
周りの空間も自在に自分の美の一部とできる、といった感じでしょうか。
二人でのタップからステッキを渡されての五人タップへ。
如恵留くんが頭の上でパンっと手を叩くのですが、音ハメが完璧で心地いい。
そして五人がV字に並んでのタップ。
楽しくて、喜びに感極まったように大きく首を反らせて天井を仰ぐ如恵留くん。その時、今を存分に楽しむ姿が印象的でした。(覚悟して今日を生きよう、が心をよぎる)
デボーゾン家の執事になってのご挨拶。
如恵留くんはここでは深々とお辞儀をするのではなく、胸に手を当てて軽く会釈。アメリカの執事の挨拶の仕方などわかりませんが、この余裕、Travis執事Japanの中でもリーダー格と見ました。(ご挨拶の言葉はうみんちゅですが)
うみんちゅと河合くんのやりとりを苦笑しながら見守る姿、はけていく時のバレエジャンプ。ここに限らず、はけていく時にも隙がないので、何度も見返してしまいます。
夢の終わり
白を基調とした白黒の衣装。
首回りに黒があるので、首筋が強調されます。
1回目に階段を上がっていく後ろ姿、ハッとするほど美しい。
腰から頭のてっぺんまでが真っ直ぐに感じられます。この時は襟足が短い髪型なので、よりはっきりとしています。
2回目の階段上がりではアングルの関係でほとんど様子がわかりませんが、最後の腕広げポーズが見られたのでOKです。
第二幕
1965年12月31日 紅白歌合戦
戸塚くんを頂点とした大人数V字フォーメーションからの、ドラムに合わせて如恵留くんのアクロバット見せ場。
着地してからの雰囲気があまりに穏やかで、本当に軽々とこなしているのだなと驚きます。
その後立ち位置に収まって、わたしの大好きなポーズ。(と言っても伝わらない・・・以前夢ハリトラジャ絵を描いた時に、如恵留くんのポーズとして採用したのと同じです。)
↑大好きなポーズ
空港
「ジャニーズ!アメリカに渡って4ヶ月・・・向こうで何やってきたんだろうなあ〜」
声が可愛いです!もっさりしたもやもや色チェックのダブルベンツのジャケットなのに少年味!
(※ダブルベンツ(サイドベンツ)とは動きやすいようにジャケットの裾に入れられたスリットのこと。背の中心にひとつ入っている場合はシングルベント(センターベント)、という。ベントの複数形なのでベンツ、となる。らしい。これは以前、如恵留くんが私服でスーツを着用するということに感動して、絵に描くのなら知りたいと思い、スーツ関連の書籍を借りて勉強した時の名残り。こういう時に役立つ。・・・役立っているのかな?はて・・・)
「遊んじゃうよね、そりゃ〜(笑笑)」
如恵留くんの声における性別がわからなくなります。今までも時々、ふっと頭をよぎることはありましたが。
男とも女ともつかない、絶妙な可愛らしさを湛えた声。
記者役の台詞で再認識。
「ジャニーズの到着です、どうぞ、どうぞこちらへ」の時の記者如恵留くん。
日本人記者とは思えぬエレガントな手の動きで、「どうぞこちらへ」を表現。
これはエレガントすぎる!と叱られても(誰に?)仕方ない。隠せないロイヤル感。
マイクを向けているシーンでは、あれ?鉛筆を耳にかけている・・・。に、似合わない。わたしの中ではこれはおっさんがやることですが(鳶職の方とか・・・タオルをハチマキにしている世界。やっていなかったらごめんなさい)如恵留くんはおっさん役のつもりという可能性も無きにしも非ず。
似合わないけれど、お顔がスッキリと見えて鉛筆さえ脳内から削除すれば、または髪飾りだと信じれば美少年です。
「マカダミアンナッツですか〜」に“はあ〜〜(しょうもないこと言って〜←想像)”とため息をつくのもいとをかし。
ノエール伝説では可愛いシーンですが、ジャニーズ伝説ではだいぶ心苦しくて哀しいシーンでもありました。
これは可愛い五人組。簡略化した軍服風の、柔らかい色調のベージュジャケットも似合っています。真っ白よりも肌が明るくキレイに見えますね。
♪〜なんとな〜く〜幸せ〜
サビをハモっているところで、如恵留くんはスタンドマイクに手首を引っ掛けるようにして歌っています。
これはマイクをしっかり持たないでいることによる「なんとなく」の表現なのではないか、と推察します。なんとなく歌っているんだよね〜、といった体です。
ラストの♪なんとな〜く〜では首を軽く傾げて一度目を閉じます。この歌の持つリラックス感の表現なのではないかと思います。
この曲では、芯には如恵留くんのブレなさやエレガントさを持ちつつも、終始ゆったりと力の抜けた“なんとなく感”を漂わせていて、表現力が素晴らしい!と改めて感じた次第です。
ここでは前列の可愛いちっちゃい組(宮近くん七五三掛くん)と後列の可愛いちっちゃくはない組(如恵留くん閑也くんうみんちゅ)の背格好のバランスが完璧で、ほわほわとして可愛らしいものですから、心のブレイクタイムです。平穏。
ブレイクタイムが破られるのは、如恵留くんのお顔がどアップになるときくらいです。やっぱり、美しすぎるので。一瞬、“なんとなく感”が彼方に飛びます。
日劇の楽屋
「タイガース〜!!とかいうやつらもけっこう人気らしいじゃん?」
指を爪に見立ててのトラポーズ・・・可愛いしか言えなくなってしまうのでここはこれで。
可愛いです。(声も)
番外編その1
レコードを「聴かせてよ」の七五三掛くん、いえ、リュウヤさん。なかなかに怖い。褒めてます。なんとなく〜ではあんなに優しい笑顔を振りまいていらしたのに。先輩にこんな風に言われたらとてつもなく萎縮してしまいそうです。
「はい!!」と即答してすぐにプレーヤーにセットする塚田くん、演技なのに尊敬してしまいます。すごい神経だな、と。
番外編終わり
左膝に右足を乗せて、手を添えた偉そうな座りポーズの如恵留くん。
また一幅の絵画がここに出現せん・・・。なんとなくですが、これはベルト・モリゾやマネなどの印象派の画家の絵で見てみたい。(多分ジャケットの色がそれを連想させている)
もしくはホイッスラー。・・・ホイッスラーが一番良いかもしれません。
橋本くんの「レコードデビューします」の後にカメラが左に移動していって、宮近くん越しに、テーブルの上にゆったりと置かれた如恵留くんの右手がチラリと映ります。
タタン、と指で小さくデスクを叩くのが、もやもやする想いを抱えてストレスを感じているであろうことを表現していて、怖くもあり、良いな、とも感じます。
番外編その2
「レコードデビューします」からの宮近くんの無言の演技、印象的です。遣る瀬無さや嫉妬心、それを飲み込んでも隠せない感情、が表情に表れている。
センターの風格の整ったお顔、キラキラとした目が絶望の暗い炎を宿す様。う〜ん・・・苦しい、けれど良い。でも苦しい。
番外編終わり
空気を切る「へ〜〜!すごいじゃん!!・・・君たち〜、良い仕事してきたんだね〜」怖い。怖島如恵留様。にこやかなのが怖いですし、それを言われたら河合くんのようになること間違いなし。(ひきつる)
しかし声は可愛い。
番外編その3
この後のnever my loveのくだりは感動的です。
スクリーンに巨大なあおい輝彦さんがバ〜ン!!!!と映し出される時は、!!??っ・・・ふふふっとなりました。なかなかたっぷりと魅せてもらいました。
番外編終わり
フォーリーブス物語
一見清楚なフラメンコ風衣装。インナーが衝撃の黒メッシュ。
黒メッシュはともかく、この感じの衣装もとてもお似合いです。
大きな薄い幕を持ってうみんちゅとグルグル走っているときに、最高のキラキラ笑顔が拝めました。
ジャニーズ伝説
⭐︎近藤真彦さん
♪〜(青春の手前で)裏切りはないぜ!
最高です。ここの如恵留くん。動きと表情の調和が最高です。
目を閉じてからの瞳ブラックホールキラキラ笑顔。色気があります。
⭐︎V6
♪〜(小さな背中)見送るとき急に〜
橋本くんの背中越しの如恵留くん。前に伸ばしていた右手を口元に引き寄せてくるとき。目がフッと細められて、ここも色気があります。
♪〜your smile
のあと。再び橋本くん越しに如恵留くんの真正面のお澄まし顔が拝めます。
この目は、わたしが如恵留くんのお顔を描き始めた当初“如恵留くんの目”として思い描いていたもので、なぜかこの一瞬に、そうだ、これだ!とピンときました。
♪〜キスしたあと
ここは色っぽいです。
♪突然つれない素振りだね〜
一転コミカルに。ちょっと唇を噛んでいるのですね。これは以前の少クラのhappy groovyでもあって、可愛くて素敵だな、と思っていました。
♪〜恋はミステリー〜
口を閉じて概ねお澄まし顔で踊っています。“如恵留くんの目”が堪能できました。後ろ向きの決めポーズで、右手をスッと下ろしてくるところ、この細部も絶妙な間と緩急。神が宿っています。
⭐︎忍者
この曲調はちょっと如恵留くんのエレガントとは違うのでは・・・と思いながらも楽しく見ました。そしてやはり江戸っ子曲調でもエレガントでした。
五関くんのサポートで手を貸すのですが、如恵留くんはエスコート、という感じ。五関くんの手を離した後も、すぐに手を下ろすのではなくて芸術的な動きをさりげなくしています。
貴公子の完璧なエスコートでした。
⭐︎光GENJI
始まりはあおり気味のお顔に片腕を広げた伸びやかなポーズ。こういうの、得意ですよね。素敵です。
♪〜行ったり来たりさ
バラバラっと動く指です。これは少クラのpick it upの始まり部分で大いに惹かれた指の動きに通じるものがあります。
こんな風に見えるということは、おそらく如恵留くんの指は真っ直ぐではないのだと思いますが(確か怪我で伸びない指もあるとか)それが良いです。
この指の動きは端正でエレガントな如恵留くんの中において、いい意味で異彩を放つ部分なのではないかと思います。
⭐︎TOKIO
ここは海原のイメージなのか(あれ、でも“宙”舟だから、空・・・または宇宙?)走っての移動が多く、のえビューで捉えるのも困難でした。
⭐︎SMAP
如恵留くんの優しくて明るい表情がたくさんみられました。
橋本くんにGOOD!!とやるところが可愛らしい。
♪〜そうさぼくらは
で三度橋本くん越しに豊かな表情が拝めます。この直前、両足を広げてすごくジャンプしています?
今更ながら、改めて『世界に一つだけの花』って良い歌だな、としみじみ感じました。以前はそうでもなかったんです。この歌を受け入れられない(関心が無い)心持ちだったから、苦しんでいたのだな・・・脱線。
⭐︎少年隊
少年隊はとても如恵留くんに似つかわしいと以前から感じています。
白塗りとらちゅーぶでも、東山紀之さんの感じを目指している旨発言していましたが、間違っていないです、と言いたい。ただ、如恵留くんはすごく可愛らしいので、さらに違った魅力も持ち合わせています、と。
♪〜君だけに 君だけに
この何気無い振りに、如恵留くんの魂がこもってここにも神が宿っています。
そして、A.B.C-Z
大きな旗を扱うのもまた素敵です。やはり如恵留くんは旗までまっすぐ。
アップで映し出されるお顔、瞳孔開き気味(というイメージ)で細めてからのパッと見開くのが、人ではなくてもはや神。神々しいです。
この先のA.B.C-Zのボックスに入ってのパフォーマンスからのダンスパフォーマンス、とてもかっこいいですし、じっくり見て楽しんでいます。
感想をすっ飛ばすのが心苦しいくらいです。ちゃんと見ています。
MADEとTravis Japanの自己紹介。
ジャケットのボタンを留めて(またこの留めている様が可愛い・・・盲目ののえ担)
右手でOK!下唇を軽く噛んでウィンク・・・可愛い以外の言葉を失います。
ダイナミックなアクロからの可愛い自己紹介。
そして宮近くんを指すところまで、はい、完璧な可愛さでした。
スーパーアイドルだなあって思いました。
最後は真っ白なお衣装で、楽しそうな姿、キラキラの笑顔、深々としたお辞儀と、美しい腕広げで締め!
⭐︎・・・閉幕・・・⭐︎
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今回こうして感想を書き綴る上で、わたしが密かに目標としていたのは「具体的な言葉で如恵留くんを語る」ということでした。
・・・が、蓋を開けてみれば“美しい”“素晴らしい”“素敵”“可愛らしい”“エレガント”と具体性に欠ける言葉のオンパレード。
上手く言い表せないもどかしさを感じました。
なぜ美しいと感じるのか、それを明快な言葉で言い表したかった。
具体的に語るには、わたしの抱く感情というものは邪魔になってしまいます。
でもそれを排除してしまったら、果たして楽しいのだろうか。
きっと楽しくはないでしょう。
これは自分の覚書です。書き留めることで、脳に焼き付けようと思いました。
それは達成されたと思います。
繰り返し対象のシーンを見ては、感想を少しずつ書いていく。また見る。間違っていたところを直す。
時々最初から読んで全体の流れを何となく確認する。
これだけだとすごく熱心に何かを勉強しているようですが、実際に熱心に勉強していました。人に大きな声で言えないというだけの違いです。
ジャニーズ伝説(ノエール伝説)2017の感想を1日かけて書いていた、というのは大声でいうことではありませんが、この舞台をみられたこと、心から幸せに思います。
いいお舞台だった、ということは誰にでも胸を張って言えます。
そして様々な如恵留くんの姿を見ることができました。
一層、惹かれ、一段と、好きになりました。
平成最後の夏の終わりそして秋の始まり、“ジャニーズ伝説2017”に出会ったときとして、人生の美しい思い出にしたいと思います。日記に書こう(5年の連用日記を書いているので)